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【肩関節の石灰化】

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【肩関節の石灰化】

【肩関節の石灰化】

2026/10/17

石灰化する肩関節の理由

本来カルシウムが溜まらない箇所に沈着

肩関節の石灰化というと一般的には、筋腱にカルシウムの沈着することを言います。上腕二頭筋や肩関節腱板である棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋などの筋線維の途中や腱の中腹にカルシウムが塊を形成します。

石灰化(カルシウムの沈着)が腱や筋肉に物理的な刺激や損傷を与え、それがどのように激しい痛みや炎症を引き起こします(下図)。

また、リスク要因として、年齢(40~60代)、代謝異常(糖尿病など)、ホルモンバランス(更年期など)を、関連要因として、反復運動(肩の酷使)、外傷・怪我、生活習慣(不規則な食事、喫煙)を挙げられます。さらに、石灰化が痛みを生じる仕組み、注意すべき症状(突然の激しい痛み、夜間の痛み、可動域制限)があります。

基本的には痛いことは避けるべきです。痛みをこらえても動かすということで良くなることはありません。一番よくない行為がストレッチになります。石灰化している筋腱を伸ばすとさらに悪化するリスクがあります。

そもそもなぜ石灰化してしまったのでしょう。負荷がかかったためですが、どういう負荷かと言いますと過剰に伸張ストレスが加わったときが多いです。不安定性を求められる時に安定化を図ろうとするいわば防御機制といっていいかもしれません。しかし、いきなり起こるわけではなく、必ず布石があります。それはなにかというと、筋スパズムという筋肉の張りです。これも防御機制のひとつです。最初の段階では痛みを伴わないため、氣付けないこと多いです。氣付けるきっかけといええば、可動域制限や力が入りにくいという症状になります。これらの運動機能低下は日常生活に支障をきたさない程度ですから、知らないまま病氣に進行させてしまうことが多々あります。

対処方法は時期に関わらず同じになります。1)悪化をさせない、2)自然回復を促進させるの主に2つになります。1)は伸張ストレスを加えないことになります。痛みが出現することが多いので、痛みが出ることは避け、伸張(ストレッチ)ストレッチもかけないことが重要になります。2)は筋スパズムの原因である関節の引っ掛かり(滑膜関節機能障害)を改良することになります。

アプローチをする関節は以下になります。

1.腰仙関節

2.第十二肋椎関節

3.第三肋横突関節

4.第五肋横突関節

5.第二胸肋関節

6.胸鎖関節

7.肩鎖関節

8.肩甲窩上腕関節

タウトニングJ調整で関節本来の遊びなどの動きを取り戻します。そうすると即座に筋スパズムは正常化もしくは軽減します。

さらに余裕を持たすことで負荷を縮小化させるために、筋収縮力や柔軟性を上げる目的で、タウトニングS(皮膚)を施行します。

この考えは、ほかの疾患、ケガにも当てはまります。肩関節周囲炎といういわゆる五十肩であったり、インピンジメント症候群、肩関節腱板断裂などにも適応があります。

施術のみでは、良くなることは難しく、普段の使い方も重要になります。繰り返しになりますが、ストレッチや痛みの出る動作を反復していると石灰化が進み、それが筋腱を損傷させ腱板断裂という傷病になってしまいます。8のいわゆる肩関節を積極的に動かす施術も要注意です。技術のある施術者にみてもらいましょう。

 

 

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