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背中の痛みの原因

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背中の痛みの原因

2023/07/13

背中の痛み

背中といっても胸椎という骨は12個存在しており、どこ箇所の並びなのかが重要である。

 小学生の頃から肩に張りコリを感じていて、最近では仕事で中腰が多く、腰椎の棘突起を押すと痛みが出ていました。加えて、背中にも疲労もあるとのことでした。

 基本的に主観的な症候は、個体差が出るところではあります。なぜなら、物体として存在しておらず、脳で異変をキャッチしている状態です。限界だと身体が思えば、警告として『痛み』が出現します。他にも痺れ、倦怠感、耳鳴り、めまいも同様です。

 痛みの原因でもっとも多いのが『関節の機能老化(滑膜関節機能障害)』です。機能は、動かされるということと滑液循環で、それらが上手くいかなくなった状態です。所見に写ることなく、mm以下の引っ掛かりになります。この状態になると周りの筋肉に張りを作ります。

 これは先ほどいった痛みと同様に防御規制になります。違いといえば、痛みがない状態でも存在し、守りモードでもっとも早く出現するものの一つです。特殊なケースとしては、炎症があります。

 炎症の特徴は、何もしてなくても痛い、ズキズキする、押さえると痛みが出るなど簡単な検査でも知り得ます。当オフィスでは、圧痛があるかチェックして、その後タウトニングというコンディショニング法で調整し

もう一度、再検査で圧痛をチェックします。

 このときに圧痛が消失すれば炎症ではなく、炎症様の偽炎症だったということになります。

筋肉の張りに伴う、怠さや痛みは良くなる可能性は高いですが、目的は、その原因である関節をみていくことになります。

 痛みが気になるときは、深呼吸でも自律神経が安定しやすくなり落ち着くことも少なくありませんから、鼻から吸って口から出す、深呼吸でも呼吸でもしてみて下さい。背中(胸椎)を伸ばして行うと有効的です。仰向けに寝た状態でもいいです。

参考にしてみてください。

 

1.チェックすべき関節

1)胸椎椎間関節

2)肋横突関節

3)肋椎関節

4)腰仙関節

※圧痛があれば、SDもしくは炎症。安静時痛は炎症が疑われる。

 

2.チェックすべき筋肉(影響が見られる筋肉)

1)僧帽筋

2)菱形筋

3)広背筋

4)胸腸肋筋

5)頚腸肋筋

6)頚板状筋

7)頭板状筋

8)胸最長筋

9)胸棘筋

10)腰腸肋筋

※圧痛があれば筋スパズム。伸張痛があっても筋スパズム。安静時痛は炎症が疑われる。


 

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代表:堀川浩之

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