冷え、寒さ対策②
2023/01/26
冷え、寒さ対策
重ね着でなぜ温かいのか理由があります。
冷えが気になる、とくに手足の冷えに対しては前回の『手足の冷え対策』でお話しいたしました。寒いときは、筋肉を使って温める方法もあるということでしたから、身体を動かして体温を上げることができます。霜焼けなどが気になる場合は、指を動かして血管を動かさないといけません。そして、早く寒さから逃れないとリスクが出てきます。カイロなど熱源がない場合は、手を握ったり、脇に挟んだりするといいです。あらためて言われなくても、温かくするためにしたことがある人がほとんどだと思います。
これは人が赤外線を発しているからになります。この熱源は数十Wに相当し、最初冷たいと感じても、数秒もすれば温かさを感じられます。指が他の指や手のひらから発せられる赤外線を拾っているからになります。ですから手袋では、5本よりもミトンタイプの方が温かいです。靴下も5本指がありますが、普通の靴下の方が温かいです。いくら繊維に赤外線が出る細工がしてあったとしても、自然に持っている力には勝りません。
体が寒いとなれば手足の先が冷えるということになりますが、逆に手、足を温めますと、体も温まります。もちろん、体を温めても手指、足趾の温度も上がる傾向にあります。理学療法の治療的には間接温熱療法をするときの基本的な考えになります。
さて、普段の通勤や暮らしで寒いといったときの対応をお話しします。何をすればいいか?それは重ね着です。なんだそんなことかと思われた方も少なくないかもしれませんが、どうすればもっとも効果的かは、聞いたことがないと思います。着る順序にポイントがありまして、密着度が高いものから、ゆとりがあるものと着すすめていきます。というのも、温かさを作っているものは、空気層の多さになります。
綿であっても、繊維と繊維の間に空気が停滞します。これが温かさ作り、ニットなどになると繊維そのものに停滞空気を作り、より温かいということになります。欠点としましては、風などに吹かれると、停滞できなくなり、寒いと感じてしまいます。ですから、その上から、風が通りにくい素材のものを着るといいです。ニットセーターの上にスエットトレーナーを着ますと、下になる繊維は圧縮され停滞空気層が減るため、逆の方がベターということになります。最近では熱源付きの服もありますが、外で体を動かせない状況や極寒状況での使用は良いと思いますが、少し寒い程度で長時間の使用となると、低温火傷や血管運動神経をはじめ、自律神経に負担をかけてしまいます。20分程度にとどめる、最弱温度で使用するなどにしたほうがよろしいかと思います。
一般的に上手な重ね着は6〜7枚になります。また、ユニクロが出しているような下着においては、汗をかいたときに上手く蒸発させることができないため、逆に体温を下げてしまいます。運動することが前提であれば、ミズノ社製などの繊維を選択すると汗冷えしなくてすむと思います。よかったら参考にしてみて下さい。
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