肩の不調において考えられる原因について
2025/01/31
こんにちは!広島市にてお身体に関する様々な不調をお抱えの方々に寄り添った施術をご提供いたしますボディコンディショニングスペースHOTです。多くの方を悩ませる不調の原因『肩』。肩に感じる不調は、一体なにが原因となっているのでしょうか?今回はそんな原因について、多くのケースを中心に解説していきます。
目次
『肩』って?
身体の関節の一部
人体において最も自由に動かせる関節
人間の身体には200個以上の関節がありますが、その中で最も自由度高く動かすことが出来る関節が『肩の関節』です。腕を伸ばしてゆっくり回してみると分かりますように、全方向に動くようにできています。こうした動きを支えるために、肩には3つの関節(肩甲窩上腕関節、胸鎖関節、肩鎖関節)と、腱板(小さな筋肉群と腱の集合)、滑液包(動きをスムーズにする液の袋)、靭帯、筋肉が複雑に組み合わさっています。
柔軟性が低下することで傷つきやすくなる
ところが中高年になるにつれ、肩を構成するいずれの部分も、強度が少しずつ低下していきます。それに加えて、肩をあまり動かさない生活をしていると、柔軟性がなくなり、傷つきやすくなります。
その結果、肩関節周辺のどこかに損傷が生じ、炎症によって不調を感じるようになります。それが中高年の肩の不調の代表ともいえる、『四十肩』『五十肩』です。ただし、肩の不調だけで四十肩・五十肩と決めつけるわけにはいきません。肩に感じる不調の原因となる病気や障害は、ほかにもたくさんあるからです。たとえば、スポーツの負担によるもの、あるいは頸椎の変性や狭心症・心筋梗塞の前兆という例もあります。
こうした病気などは、いずれも放置していると治りにくくなったり、深刻な病態につながりかねません。肩の不調を軽く考えず、その原因と解消法、予防法について知っておきましょう。
肩の不調の原因について
どんなことが考えられるのかな?
四十肩・五十肩
四十肩・五十肩は、肩関節周囲炎という病態です。あるとき急に起こります。腕を挙げようとすると、肩関節のあたりに違和感を感じ挙がらなくなるのです。この違和感のせいで脱力しまうこともあります。上方向だけでなく、前に手を伸ばしたり、洋服の袖に手を通そうとしたときなどにも支障をきたし腕が挙がらなくなります。
そのため肩をかばって日常の動作が不自然になり、肩や頚周辺の張りを誘発したり、睡眠中にも不調が原因で目をさまし(夜間痛)、睡眠不足になるなど、日常生活にもさまざまな支障が出てきます。
近年分かったことは、関節機能老化が進んだ状態での物理的負荷がキッカケで発症するということです。ですから、機能老化を進めてしまう負荷もあるので、布石は存在し、突如というわけでもありません。例えば、普段重たい荷物を持つ作業をしている人が、肩鎖関節を寝違えてしまうと発症するということがあります。手のひらを下にしたまま、腕を横から挙げるという作業もよくありません。
■四十肩・五十肩にとって『してはいけないこと』
- 2~3キロのダンベル(あるいはそれに代わるもの)を持ち、腕をだらんと下げて、振り子のようにダンベルをゆっくり前後左右に振る運動をする。
→関節液の潤滑の観点からもしてはいけません!
- 違和感のある方の腕の手首を、動くほうの手で上からつかみ、頭越しにゆっくり引っ張り上げる(不調のある肩周辺を伸ばす)。
→不調を感じやすいことをすると悪化するため自然回復は遅れます。ストレッチは禁忌です!
■四十肩・五十肩にとって『オススメの動き』
- 身体を前屈して、腕を下に垂らすこと(床に対して垂直方向におろす)よって、痛みなく脱力状態での肩可動域運動ができます。1日1回数秒で良いです。
- 椅子に手を置いた状態で、体を動かすことで肩関節を痛不調のない範囲で動かす
世間的には、五十肩という診断名をつけられたり、判断することが多いです。民間療法で改善したというものはニセモノです。五十肩の定義は『疼痛』と『関節拘縮』です。関節拘縮は引っ張って元の長さに戻らない病態です。一回で改善することはありません。常にズキズキするときは炎症が起きていますので、安静が治療になります。落ち着いてきたときは、不調の感じない範囲で動かすことがよいです。自然回復でも平均一年半でよくなります(最長5年)。
ニセモノかどうかを判断するためには、タウトニングで関節調整して結果を見る方法もあります。一回で改善した場合には四十肩・五十肩ではなかったという結果になります。改善しない不調に関しては、四十肩・五十肩を裏付けるものとなり回復には時間をかけながら行っていくことが重要です。3か月目以降から可動域が拡大し始めます。特別、施術を受ける頻度とは比例はしません。回復を早めるためにも関節機能老化は改良しておくことが勧められます。なお、関節注射でよくなることはないようです。
スポーツによる肩の不調
スポーツによる肩の不調には大別すると、肩(腕)を大きく動かすことによるもの(野球、テニス、水泳、ゴルフなど)、打撲などの衝撃によるもの(サッカー、バスケットボール、野球など)があります。
損傷を受ける箇所などによって、次のようなさまざまな障害がみられます。
a.腱板損傷…肩深部にある回旋筋腱板(小さな筋肉、腱)が傷つき、炎症から不調が生じる。
b.インピンジメント症候群…腱板の一部や肩の動きを滑らかにする滑液包が変性し、上腕骨先端とぶつかり炎症を起こす。肩鎖関節の機能老化に起因することが多いです。
c.上腕二頭筋長頭炎…上腕二頭筋(力こぶを作る筋肉)の根本が上腕骨と接触し、炎症を起こす。
d.脱臼…転倒時の打撲や無理な動きから、肩関節がずれる。腱板損傷をともなうことも。
e.関節機能老化…滑膜関節機能障害のことで、関節の引っ掛かりや滑液の循環不全が起きている状態です。この状態になると、身体は護ろうと周りの筋肉に張りを作ります。そして限界がくると不調を感じるようになっています。
スポーツによる肩の痛みは、腱板断裂や骨折など重症化していることもあります。自己判断せず、冷湿布などで不調が引かない場合には早めに受診しましょう。また、予防のためには、次のことに注意することが大切です。
・ストレッチはしない。
・運動を始める前に体温をあげる準備運動をする。
・やり過ぎない(張り切りすぎない。とくにブランクがある場合。)
・不調を感じたらしばらく休む。
・睡眠不足のときはやめるか、軽めにする。
・日常やる気のないラジオ体操を取り入れる(骨を傾け、関節液循環を起こす)。
肩の不調に耳を傾け対処方法を検討しよう
まとめ
今回は肩の不調の考えられる原因について解説してきました。今ある不調に耳を傾けながら、適切な処置を検討していきましょう。また、該当する原因がある場合には、それぞれ予防方法ややってはいけないこと等がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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